リフォームとリノベーションは何が違っている？

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いくらマイホームが欲しいと思っていても、新築の家を買うのはそう簡単ではありません。マンションであったとしても高額になりがち。安く購入しようとすればどうしても立地や広さなどの条件面で妥協することになってしまいます。そこで近年注目を集めているのが、中古物件のリノベーション。リノベーション住宅のポイントを見ていきます。

リノベーションという言葉の定義は？

中古と聞くとあまりいい印象を持っていない人もいるかと思いますが、新築にはない魅力があります。そのメリット、人気の秘密がどこにあるのかを解説していきます。

まず、そもそもリノベーションという言葉の定義についてみてみましょう。リフォームといった言葉と共に、テレビのコマーシャルなどで耳にしたことがある人もいるかと思います。

しかし、なんとなくどちらも家を直すことだとは思っていても、それらの意味がどのように違うのかを知っている人は少ないかもしれません。それもそのはず、じつはこのふたつの言葉について、法律などで明確に区別されているわけではないのです。

リノベーションは再生するための改修

そこで、多くのリノベーション業者などが参加している「一般社団法人　リノベーション住宅推進協議会」では、これらの言葉を独自に定義付けし、分類しています。

それによると、リフォームは物件の原状回復を目的とした修繕のこと。老朽化した外壁を塗り直したり、壁紙を貼り替えたりすることをいいます。

一方のリノベーションは、住宅の機能や価値を高め、再生するための改修です。耐震性・耐久性を高めるための工事や、スロープの設置などのバリアフリー化、上下水道の配管工事、壁を壊して行う間取りの変更などが含まれます。