不動産チラシでチェックすべきポイントとは?
家を探しているわけではなくても、新聞と一緒に届けられる物件情報の不動産チラシに目が止まってしまう人は少なくないと思います。そんな、思わず眺めてしまう折り込みチラシ以外にも、不動産物件の情報はさまざまな方法で入手することができます。不動産チラシも含めた住宅の情報収集術を見ていきましょう。
不動産チラシでチェックすべきポイント
理想のマイホームを手に入れるためには、あらゆる方法を駆使して、それらの情報を効率よく収集する必要があります。
新聞の折り込みチラシ以外で、物件情報が紹介されているものとしては、フリーペーパーやウェブサイトのほか、地元不動産屋などがあります。情報の早さや地域性、未公開情報の有無など、それぞれ特徴がありますので、それらを上手く使い分けて、理想のマイホームをみつけたいところです。
物件情報が掲載されている媒体としてもっとも身近なのは、やはり新聞の折り込みチラシでしょう。折り込みチラシの場合、どうしても物件の場所や値段、そして間取りなどの情報が真っ先に目に入ります。広告としてそのようにつくられているのですから当然のことです。
しかし、本気で理想のマイホームを手に入れたいのなら、ただ漫然と眺めているだけではいけません。不動産チラシに掲載されている物件情報のなかにも、細かくチェックすべきポイントがあるのです。
不動産チラシの「物件概要」は小さな文字
それは、ほとんどの不動産チラシでは小さな文字で書かれている「物件概要」という項目です。たとえば、建売の戸建て住宅のチラシならその物件の用途地域に関する情報をはじめ、建ぺい率、建物の容積率、道路の幅といった建築基準法に関する情報などが掲載されています。
戸建ての場合、将来的に家族が増えたり成長したりしたときに増改築するケースが少なくありません。いざ増改築しようとしたときに、法律違反のためにできないということにならないためにも、建築基準法の条件などもチェックしておくことが大切です。
また、不動産チラシには売主や販売代理店、施工業者、建築確認番号などの情報も掲載されています。これらがきちんと記載してあることで、安心できる物件と判断することができます。こういった情報の有無についても、見落としがないようにしっかりと不動産チラシあおチェックするようにしましょう。
不動産チラシで得られた情報をもとに業者の経歴や評判についても調べておくと、さらに安心です。
マンションの物件情報の不動産チラシでも、チェックすべきポイントは小さな文字で書かれた「物件概要」です。しかし、戸建ての場合とは掲載されている内容が異なり、チェックすべきポイントも異なります。
マナ四の不動産チラシで注目すべきは、駐車場の利用料、管理費、修繕積立金など、販売価格とは別にかかる費用についてです。もし管理費や修繕積立金の一時金が掲載されていたら、毎月の支払いとは別にまとまった一時金を支払わなければならないので注意が必要となります。