中古マンションの修繕を確認する3つの書類とは
中古マンションを購入するときは、管理の精度のチェックがとても重要です。とくに大事な建物のコンディションを左右するのが「修繕」です。マンションの修繕を確認するためには「長期修繕計画書」「修繕履歴書」「収支決算書」の3つの書類を確認します。中古マンション購入前に修繕でチェックしておくべきポイントを見ていきましょう。
中古マンションは修繕計画をチェック
中古マンション合は、管理体制のチェックも必要。切れた電灯が放置されていないか、手すり部分のペンキが剥がれていないかなど、普段のメンテナンスが現れるのは共用部分です。
また、共用部分の使い方には居住者のマナーもにじみ出ます。たとえば、駐輪場の自転車の状態などがわかりやすいでしょう。郵便受け付近の様子もチェックポイントです。
マンションの状態が悪くなったり、破損した際には、管理者による修繕作業が必要です。修繕計画に関する書類をチェックして、「長期修繕計画書」が作成されているかどうかを確かめましょう。
中古マンション修繕についての書類
長期計画のないマンション購入はおすすめできません。「修繕履歴書」をみれば、過去にどのような修繕工事を行ったのかもわかります。
中古マンションの修繕については「長期修繕計画書」「修繕履歴書」「収支決算書」の3つの書類で確認できます。「長期修繕計画書」があるということは、計画的に修繕しているということであり、「修繕履歴書」をみれば、その計画通りに進んでいるかどうかが確認可能です。
さらに「収支決算書」には管理・修繕費の過不足が記載されています。きちんと修繕が行き届いた物件を選ぶためには、これらをしっかりチェックしておきたいところです。
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