入居後の内壁やドアの住宅メンテナンスのやり方
住宅のメンテナンスでは、不具合は早めに直すのが鉄則です。人間の身体や自動車と同じように、定期的に点検を行うことが大切。日頃、自分の目で確認するのが一番の予防になります。簡単なメンテナンスリストを作って、掃除のたびに確認するのがおすすめです。それに加えて月1回、半年に1回など、よりレベルの高い点検もするとよいでしょう。
内壁は壁紙だとメンテナンスしやすい
内壁の材質には壁紙、塗り壁、木材などがありますが、メンテナンスがしやすいのは手軽に貼り替えられる壁紙です。
もっとも一般に普及しているビニールクロスは、安価でバリュエーションが豊富なうえに、軽い汚れなら住居用洗剤に浸した堅しぼりの雑巾で拭き取れます。接着剤が浮き出てみえたり、薄汚れてきたら貼り替えどきです。
塗り壁は防火・防音性に優れていますが、汚れがつくと掃除するのが難しいという難点があります。小さな汚れは消しゴムで消せますが、ひどい汚れは塗り替えが必須です。
木材の壁は定期的なメンテナンス必須
また、木材の壁は高級感や趣をもたらしますが、湿気を吸いすぎると割れたり反ったりするので、定期的なメンテナンスが欠かせません。
漆喰や珪藻土は水拭き厳禁。はたきなどを使って汚れを落とします。紙や布貼りの壁は、掃除機を使ってホコリを吸いとってください。
このほか、住宅のメンテナンスでは、ドアの開閉が悪い場合は蝶番を確認。潤滑油を使えば軋みの音が軽減することもあります。サッシはホコリが溜まりやすいため、小まめな掃除を心がけましょう。無理な開閉はNGです。
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