住宅ローンの借り換え審査は個人に厳しくなる

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住宅ローンの返済額を減らせる方法として「借り換え」も考えられます。住宅ローンの借り換えは、適用金利が低い別の新たなローンに乗り換えることで、返済総額が減らせるというのが基本原則です。ただし、得するためにはいくつかの条件が必要です。住宅ローンの借り換えが本当にお得なのかどうか見ていきましょう。

住宅ローンの借り換えで得する条件

まず、基本的に変動型からさらに金利の低い変動型、もしくは大きな金利上昇が見込まれる前に固
定金利型に乗り替えるという２パターンが得になりやすい選択方法です。

また、利息の差額によって総返済額を減らすのが目的ですから、残額が1000万円以上、返済年数残り10年以上、金利差1％以上というポイントが目処になります。

このように、借り換えは誰もが得になるわけではありません。金利変動があるタイミングで、一定の条件が揃っていれば、返済総額を減らせる可能性があるというものです。

住宅ローンの借り換え時の審査基準

時期に関しては、市場金利が低くなったときに検討すべきだといえますが、転職と重なった場合は急がなければなりません。借り換えにも審査があるうえ、個人の信用に関しては、新規借入よりも基準が厳しくなるのがその理由です。

住宅ローンの借り換え時の審査基準は、新規借入時とは違うもの。簡単にいえば、「物件に対する審査は甘く」「個人に対する審査は厳しく」なります。転職したばかりのときは審査に落ちる可能性があります。

また、住宅ローンの借り換えでも団信加入は必要ですが、健康状態によっては借入できないこともあります。さらに、負担を減らすために返済期間を延ばすと、完済時に高齢になるため審査に落ちる可能性があるのです。