ネット銀行とメガバンクが得意な金利タイプは?
金融機関には、それぞれ得意な金利のタイプと、そうではないタイプがあります。同じ金利型でも差があるのはそのためで、金利の安さで不利な場合は、代わりにほかのサービスでカバーしていることも多くあります。住宅ローンは、金融機関の得意・不得意をよく見比べて決める必要があるのでした。
ネット銀行とメガバンクの金利の傾向
たとえば金利だけでみるとネット銀行の方がメガバンクよりも安い傾向ですが、事務手数料が高く、担当者に相談したり、打ち合わせをすることができません。
一方でメガバンクは、ネット銀行ほど金利を下げられませんが、サポート体制は万全といった具合です。
住宅ローンを選ぶ際は、金利の安さについつい飛びつきたくなります。しかし、実際はほかにかかる諸費用も合わせて総支払額を試算してよく比較するべきです。
住宅ローンは金利が安いだけは間違い
たとえば、事務手数料でも大きな差が出ます。手数料の支払い方には、決められた一定の金額を払っておしまいの定額型と、借入額の2%など、所定の割合を上乗せする定率型があります。
結果的に高額になりがちなのは定率型ですが、代わりに保証料が不要であることも多くあります。そのため一概に「手数料が安いからお得」とばかりはいえません。
同じように、「金利が安いからお得」も間違い。大事なのは、個別項目の金額ではなく、トータルでいくらかかるかなのです。
記事カテゴリ: カルチャー