内覧会で買主自らチェックできる部分はどこだ?
内覧会の建物チェックはプロに立ち会ってもらうのが一番ですが、買主自らチェックできる部分もたくさんあります。内覧会では担当者がチェックシートを持って、気になる箇所を記録する仕組みになっていますから、遠慮せずにどんどん相談しましょう。マンションの場合は内覧会後も保証期間内なら無料で修理をしてくれるアフターサービスなどがあります。
内覧会後の追加工事で再チェックする
傷や汚れなら、素人目でも簡単に確認できます。小さなものであれば、施工担当者がその場で直すこともありますが、内覧会当日に直すことが難しい場合は追加工事を行い、後日再チェックする流れになります。
ほかにも、床に関しては貼り合わせ部分の処理が行われているか、水平かどうか、床鳴りがないかなどを確認します。
床鳴りは、床を隅から順に強く踏んでチェック。傾きを調べる際には水平器を使うのがおすすめです。ホームセンターなどで安く売られており、ビー玉を転がすよりも正確な結果が得られます。
床の汚れや傷は避けられないものですが、軋む音がしないか、床板のつなぎはしっかりとしているかなど、あとあと後悔しないようにしっかりチェックし、修復しておきましょう。
内覧会は壁紙の状態も忘れずチェック
内覧会では、間仕切り壁も水平器で傾きを測り、誤差が大きい場合は下地を調整してもらいます。天井や壁などの壁紙の状態も忘れずにチェックしてください。
傷や汚れはもちろん、浮いている箇所や合わせ目の処理具合などもよくみておきましょう。とくに角の部分は見落としがちなので、触ったりしながら、注意して確認します。
壁紙に浮いているところがないか、傷がついたり汚れたりしていないかなどは、専門的な知識がなくても目でみて調べられるので、部屋の角まで確認を怠らないことが大切です。
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