戸建て住宅を購入後にかかる費用はどれくらい?
住宅購入に際して、忘れてならないポイントに、購入後はそこに長く住むということ。当然、その生活を維持するための努力や費用が必要になります。とはいえ、マイホーム購入後の費用とはいっても、その内訳はマンションの場合と戸建ての場合とで違います。ここでは、戸建てを取得後にかかってくるいくつかの費用についてみていきます。
戸建ての購入後の費用は所有者が準備
戸建ての購入後は、管理や修繕に関することはすべて所有者が行わなければいけません。マンションと違って毎月支払う管理費用はありませんし、修繕費の積立も不要です。
しかし、家は経年劣化していくもの。一般的に10年に1度くらいのペースで、100万円単位のお金がかかる大規模な修繕が必要になるといわれています。
ちなみに、新築一戸建て購入後30年以上住んでいる人に聞く『一戸建て修繕の実態』調査アンケートによると、新築戸建てに暮らして30年以上という人のなかで修繕費を積み立ててきたという人は全体の10%ほど。
戸建ての購入後の費用は積み立てる
ところが、積み立てておいた方がよかったと感じている人は、なんと半分以上にものぼります。戸建ての場合、修繕費の積立は義務ではありませんが、必要な費用であることは確実です。
けっきょくは貯蓄などから捻出することになります。やはり時間をかけてでも、少しずつ準備しておいた方が賢明だといえそうです。
また、こうした大規模なもの以外にも、ペンキの塗り替えや壁紙の張り替えなど、住まいのちょっとした修繕は定期的に必要になります。そうしたメンテナンスで、自分でもできることがあればやってみるのもいいでしょう。
簡単なことだけだとしても、自分でやれば、費用を抑えることができます。必要なお金、省けるお金を把握し、無駄がないプランを立てるべきです。
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