不動産購入成功の秘訣「相見積もり」を活用する

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家を購入するときは、自分たちの希望条件を伝え、どんな家をつくるのかを一緒に考える必要があります。そのために、まずは最低限の条件をまとめておくことが必要です。スケジュールや予算、家のイメージ、間取り、生活プランなどをしっかり伝えなければなりません。そして、最終的なプランと見積もりが出たら「相見積もり」を活用します。

実際の価格を調べるために相見積もり

住宅購入資金については、自分の希望に一番合う料金とプランを提示してくれる会社に依頼することができれば最高です。

しかし、金額は物件の条件と会社のプランで細かく変わるため、実際に見積もりを出してもらうまではわからないもの。知識もない人がちょっと調べただけでは、そもそも見積もりで出てきた金額が安いかどうかすら判断できません。

そんな実際の物件価格を調べるために有効な手段が、「相見積もり」をとることです。１社から見積もりを受けるだけではわからない相場も、条件に合う複数の会社の提案を比較すれば、イメージを掴むことができます。

できれば複数の会社に相見積もりを頼む

自分の理想を叶えてくれそうな会社数社に当たりをつけ、概算でも予算と、それを変更していく余地があるのかなど、正直に条件を伝えることが大切です。

とくに設計事務所に家づくりを依頼した場合、設計事務所がつき合いのある会社に依頼するのが一般的。このときに、できれば複数の会社に相見積もりを頼み、比較検討しておくわけです。

そして、見積もりや契約書などを確認、納得できたら請負契約を行うことになります。なお、契約書のなかでも「工事監理者」「工期」「引き渡し日」は要チェック。工期と引き渡し日については、延長することもあるため、きちんと確認しておきましょう。