違法ダウンロードで逮捕されないための基礎知識
2010年1月1日に施行された改正著作権法により、違法にアップロードされた動画などのコンテンツをダウンロードする行為は違法とされている。さらに2012年10月1日からは、違法ダウンロードが刑罰の対象になった。違法ダウンロードで逮捕されないための基礎知識を見ていこう。
違法ダウンロードの罰則は強化中
たとえ個人で楽しむ目的だとしても、有料で販売・配信されているコンテンツが無断でアップロードされていることを知りながらダウンロードした場合、2年以下の懲役または200万円以下の罰金(またはその両方)が科されるのだ。
動画以外にも音楽やソフトウェアなどの違法ダウンロードが減らない中、罰則は強化されつつある。動画を合法的に楽しみたいなら、こうした動きをきちんと把握しておくのが望ましい。「絶対ダメ」のラインを理解して、そこを踏み越えないように動画のダウンロードを楽しもう。
いわゆる「公式」の動画はダウンロードOK。著作権者またはそれに準じる人や団体が無償で配布している場合、ダウンロードを禁止する法律はない。ただ、ダウンロードできないように細工が施されていることも少なくない。
著作権が切れた動画は基本的に何をしてもよい。著作権法の保護期間(映画なら公開から70年)が切れたコンテンツは、アップロードもダウンロードも合法だ。ただし、独自編集されている場合は、著作権が発生することがある。
違法アップロードのダウンロード
ブラウザで再生するだけなら違法ではない。違法アップロードされた動画でも、ダウンロードせずに視聴するだけなら大丈夫だ。どうしても違法コンテンツを見たい場合、ダウンロードやDVD化はあきらめよう。
個人が公開している動画は無断転載しないように注意。個人ユーザーが撮影した動画は、ダウンロードしても問題になる可能性はほとんどない。ただ、その動画を勝手に公開・配布するのはトラブルの原因になるので避けよう。
なお、こんな行為は違法なので絶対にやめておこう。まず、DVDなどで販売されている動画が違法アップロードされたものをダウンロードすることだ。
次に、有料配信されている動画を第三者が無断でアップロードしたものをダウンロードすること。さらに、無料で見られるテレビ番組を録画した動画をダウンロードすることだ(違法だが刑罰の対象ではない)。
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