新幹線の自由席に座るなら2号車を狙うべし
指定席券を買わずに、自分で自由席を選んだのなら、たとえ座れなくても文句はいえない。でも、できることなら座りたい。新幹線の場合、自由席でも、座れる確率をあげる方法がある。新幹線の自由席で座るにはコツがあって、座るなら2号車を狙うべきなのだ。
新幹線の自由席なら偶数号車の車両
新幹線の自由席に座るなら、偶数号車の車両の前に並ぶことだ。新幹線の車両というのは、基本的に奇数号車の車両にトイレや洗面所が設置されている。そうなると、座席に割りあてられるスペースは、偶数号車の車両にくらべるとせまくなる。
たとえば、〈N700系〉の場合、偶数車両の座席は100席。それに対して、先頭車両の座席は65席しかない。つまり、先頭車両の扉の前に並んでしまうと、最初から座れる確率が35%も低くなっているのだ。
もちろん、すでに並んでいる人が多ければ、その列の長さにもよるが、新幹線の自由席に乗るなら、偶数号車の車両をねらうのがベターだ。
新幹線の車両最後尾なら後ろに荷物
みどりの窓口などで、新幹線や特急列車の指定席を確保するときに、窓側か通路側か希望を聞かれることがある。さらに、車両のドア寄り(両端)がよいのか中央付近がよいのか聞かれた経験がある人もいるかもしれない。
通常、無視しても問題ない事柄と考えてしまってスルーするケースが大半だろう。しかし、荷物の多いときや小さい子どもを連れたときなど、状況によっては選んでおいたほうが良い場合がある。
たとえば、折り畳み自転車やギターなどの楽器を持ち込む際には、車両最後尾の座席なら後ろ側に荷物を置くことができて便利だ。トイレが近い小さい子どもがいる場合や、下車駅での乗換時間がほとんどないときは、トイレやデッキに近い両端に席を取ると良い。
逆に、デッキが近いと人の出入りが激しく落ち着かないという場合は、静かに過ごすために車両の真ん中付近を指定すると快適だろう。
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新幹線自由席は偶数号車に並べば座れる確率アップ
のぞみの自由席に座るなら2号車を狙うのが鉄則