iPadでWindowsを遠隔操作するためのアプリ

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iPadがどんなに進化しても、PCでしかできないことがゼロにはならないだろう。だったら、iPadでWindowsを遠隔操作してしまえばすべてが解決するのでは。夢の環境を0円構築してみよう。そのためには、まずはiPadでWindowsを遠隔操作するためのアプリを導入する必要がある。

iPadによるWindows遠隔操作は無料

iPadを使っていて「家のPCならこの作業ができるのになあ」なんて事態に出会うことは多々あるだろう。「TeamViewer:Remote Control」は、自宅PCでサーバを起動しておけば、どこからでもiPadを経由して遠隔操作を可能にするアプリだ。

「TeamViewer:Remote Control」の販売元はTeamViewer。価格は無料です。例えばノートPCをリモート専用にすれば、わずかな電気代だけでどこでもPCへのアクセスを実現できるのだ。

iPadでWindowsを遠隔操作するには、まずはPCにサーバソフトをインストールする。商用は有料だが、個人利用なら無料だ。ウィザードを実行すると、接続パスワードを尋ねてくる。これは「固定パスワード」として扱われるもの。

複数人が1PCにアクセスするならアカウントがあると便利だが、自分一人ならアカウントなしでも利用可能だ。サーバが起動し、IDとパスが表示される。このIDとパスワードをメモしておこう。

iPadでWindowsをリモート操作する

iPadでWindowsをリモート操作するためにアプリを起動すると、IDを求められる。前の手順でチェックしたIDを記述。パスワードは、固定パスワードでも前の手順でメモしたものどちらでもOK。ただ、非固定のパスワードは起動の度にランダム生成されるので注意。

ここで操作TIPSが表示される。ドラッグ操作でマウスカーソルが移動する。１回押すとクリック、２回押すとダブルクリックだ。IDとパスワードが正しければ、PCのデスクトップがiPadにそのまま表示される。

スマートフォンやタブレットが普及しているといっても、PCでしか使えないソフトはまだまだ多い。また、スマホ版アプリになると機能制限があったりも。

そういったソフトは自宅PCにインストールしておけば「TeamViewer」経由で操作できる、とも言える。キーボードをiPadにつなげれば、PCとさほど変わらない操作感も再現可能だ。

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