お金を貯めるためのポイントは大きく3つある
お金を貯めるためのポイントを大きく3つに整理して説明します。まずは「出血を止める」こと。いくら稼いでも出て行くお金が多ければ貯まりません。次に「財布の出口を減らす」こと。旦那さんの給料でやり繰りして、奥さんの給料を貯めます。そして「貯蓄の長期目標を立てる」ことです。
お金を貯めるためのポイントは出口
お金を貯めるためのポイントひとつ目は、「出血を止める」です。いくらお金を稼いでも、お金が出ていく量が多ければ話になりません。まずは一般的な家計と比べて、「自分の家計はどこが出費が多くて、どこが出費が少ないのか?」を考えてください。
これを客観的に見比べながら、出血箇所を特定します。そして、その出血を止めないといけません。もし、その出血の原因が、使途不明金であれば重大です。ただちに使途不明金を押さえ込まないといけません。もちろんクレジットカードとは上手に付き合う必要があります。
お金を貯めるためのポイントふたつ目は、「財布の出口を減らす」です。これは、夫婦ともに正社員の共働きの場合だけに当てはまることではありません。どちらかがパートの場合でも同じです。なるべく旦那さんの給料でやり繰りして、奥さんの給料を貯める。この方法が最も有効な貯蓄方法です。
また、お金が引き落とされる銀行口座が、複数あるのも避けるべきです。どうしてもという60場合を除いて、家計費が引き落とされる口座はひとつにしましょう。もちろん予算方式で複数の通帳を管理することは可能です。
お金を貯めるためのポイントは目標
お金を貯めるためのポイント3つ目は、「貯蓄の長期目標を立てる」です。お金は均等に貯まるわけではありません。子育てで共働きができない期間は貯蓄ができない、そんな場合も多いでしょう。
その代わり、また共働きができるようになればそこから貯めていけばいいのです。目標と計画性にどの程度具体性があるのかが重要となります。おすすめするのが「目的別預金」です。
子どもの名前で教育費を貯めている人は多いと思いますが、それ以外にたとえば「自動車積立の通帳」「家電積立の通帳」「旅行費積立の通帳」など、目標に合わせた通帳を用意して、目標金額を積立てていくことをおすすめします。
また、計画や目標は夫婦で一緒に立ててください。これが一番重要です。貯蓄を妨げる最大の敵は、意外にも「配偶者」という場合が少なくありません。結婚後、なるべく早い段階でこのすり合わせをしておかないと、のちのち大きな問題になるでしょう。
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