北海道フリーパスは7日間にわたり乗り降り自由
47都道府県のなかでも、バツグンに広い面積を有する北海道は、国鉄時代は信じられないほど多くの鉄道路線が走る列車大国でもあった。ところが、時代とともに閑散路線は廃線に追い込まれ、いまや北海道の大地は、鉄道が走っていないエリアばかりになってしまった。
北海道フリーパスは1日3,747円
それでも、北は稚内、東は根室、南は函館といった具合に、旅情をかきたてる土地は多い。そんな北海道を7日間にわたってめぐることができるのがJR北海道が発売する「北海道フリーパス」(2万6230円)だ。
1日あたり3,747円で乗り降りも自由。道内を走る特急・急行・快速列車のすべてに乗車できるだけでなく、6回まで指定席を利用できる。
追加料金を払えばぜいたくなグリーン席に乗ることも可能。また、札幌近郊や、深川市を走る深名線など、一部のJRバスに乗ることもできる。北の大地で1週間ひたすら乗り放題の旅が楽しめる。
北海道&東日本パスは夏と冬発売
「青春18きっぷ」と似た、普通列車乗り放題のきっぷがいくつかある。たとえば、「北海道&東日本パス」。このきっぷは、JR北海道とJR東日本の普通列車が乗り放題だ。発売期間は夏と冬。
さらに、北越急行、青い森鉄道、IGRいわて銀河鉄道、富士急行にも乗れる。別に急行券などを買えば急行にも乗れるので、青森―札幌間の急行〈はまなす〉も利用できるのが魅力だ。
また、新青森―函館間にかぎり、特急券を買えば特急列車の普通車自由席にも乗れる。つまり、本州から北海道へ旅するなら、「青春18きっぷ」よりもこちらのほうが使いやすいくらいなのだ。ただし、利用開始日から連続7日間しか使えない点と、1枚のきっぷを複数人で利用することができない点は注意。
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