キラキラスターナイトのパワーUPカセット版
『キラキラスターナイト』は、ファミコン生誕30周年の2013年に合わせて、自費出版のCD付同人誌として発売しました。あれから3年の歳月をかけ、何度も追加と最適化を重ね、より美しくより豪華に、使える容量の限界ギリギリまで詰め込んだ、カセット版が発売されることになりました。
初代キラキラスターナイトは1枚絵
『8BIT MUSIC POWER』が好評だったことから実現した奇跡です! 『キラスタ』カセット版の追加したパワーアップ要素は、大小合わせて15にも上ります。新キャラのドットは、『ディグダグ』『ゼビウス』の小野浩さん。追加しまくりですね。も~何も入んないです。やりきった感あります!
当時、『忍者龍剣伝』や『ジョイメカファイト』では、多段スクロールを実現していました。これらはほかの横スクロールアクションと比較すると、格別に美しかったんですよ。
初代『キラキラスターナイト』は通常の1枚絵スクロールでして、実は開発初期から、ずっと多段スクロールさせたかったんです。でも見た目の表現よりゲーム性を優先させて開発してまして、後回しにして実装できなかったのが、ずっと心残りでした。
キラキラスターナイトの速度の種類
そんな想いもあって、発売後も開発を続けてしまった狂気の沙汰。初代『キラキラスターナイト』ってスクロール速度が1倍速、2倍速、4倍速の3種類しかなかったんです。
そこからサウンドドライバー(NSD.lib)作者のS.W.さんが、音楽の細かいリズムテンポの応用で、速度の種類を8段階に増やしてくれました。その副産物として、夢の4段スクロールができたのでした!
「ボクの技術力では4段が限界です。マシンパワーギリギリなので、これ以上段数を増やすと処理落ちします」。謙遜しなさんな、比べれば一目瞭然。滅茶苦茶カッコいい! これをきっかけに、パワーアップ版を発売することを決めたのでした。
■「キラキラスターナイトDX」おすすめ記事
ラキラスターナイトDX新キャラ誕生秘話とは
キラキラスターナイトとコミックマーケット
新しいキラキラスターナイトが生まれる奇跡とは
キラキラスターナイトDXの隠し要素を大公開!