新しいキラキラスターナイトが生まれる奇跡とは
コミケも無事に終わってひと段落……と思ってたら、ここからが奇跡の始まりでした。サウンドドライバのプログラマさんが面倒見の良い方で、『キラキラスターナイト』の内部が急作りでグチャグチャになっていたのを、綺麗に整頓してくださったんです。
キラキラスターナイトの速度制御
その副産物として、スクロール速度の制御が細かくできるようになりました! 実は初代『キラキラスターナイト』って、スクロール速度が1倍速、2倍速、4倍速の3種類しかなかったのです。
そこをステージが進むたびに、少しづつ速く、盛り上がっていくように演出できるようになりました! 複雑なテンポでも再生できるサウンドドライバの応用だそうです。RIKIとサウンドプログラマさん2人だけで楽しむバージョンにしようと思ってたところ、さらなる吉報が……。
「多段できました!」まさかの4段スクロールが実現。見比べれば一目瞭然。素敵な遠近感! 初代『キラキラスターナイト』も、スクロールするメイン部分と、止まっているスコア表示部分で構成されており、2段スクロールしているとも言えます。その延長線上に、多段スクロールがあるそうです。
キラキラスターナイトの画面領域
さあ! ここから多段に最適な座標を探求する時間。もともと多段スクロールを想定したグラフィック作りをしていましたが、せっかくの4段を最大限に活かしたいので、何度も速度調整したのを思い出します。超楽しかったなぁ。全ステージを4段に割ると、初代とは別物のようになったんです。
告白しますと、『キラキラスターナイト』は開発が終わってから、ようやく画面領域の限界を正確に把握できたんですね。改めて計算すると、容量もまだ残っていました。そこでグラフィックを調整して限界まで豪華にして、曲も増やしてみようと思い立ったのです! ドーン!
もうひとつ、直したいところがありました。夏コミ後、あれだけデバッグしたのに不具合報告をいただいたのです。PC上で遊ぶには何の問題もありませんが、カセットに焼き込んで実機で遊ぶと、外部コントローラーに対応していなかったのです。せっかくなら、外部コントローラも使いたいよね!
■「キラキラスターナイトDX」おすすめ記事
キラキラスターナイトのパワーUPカセット版
ラキラスターナイトDX新キャラ誕生秘話とは
キラキラスターナイトとコミックマーケット
キラキラスターナイトDXの隠し要素を大公開!