猟友会に入ると狩猟者登録の手続きが楽になる
無事に狩猟免許試験に合格すれば、所轄の警察署に行き、猟銃所持許可の記載変更(用途変更)の手続きをします。そうすれば、猟銃・空気銃所持許可証のあなたの持っている銃の「用途」のところに、用途変更が可能な銃について「狩猟」の判子を押してもらえます。
狩猟者登録証の発行をしてもらう
これまでのあなたの銃の用途は「標的射撃」だけだったはずですので、これでようやくあなたの持つ銃が野外において狩猟に使用出来るようになるのです。
しかし、ちょっと待ってください。狩猟免許試験に合格しただけでは秋からの狩猟期に狩猟をすることは出来ません。狩猟をするには、自分が狩猟をしたい都道府県に狩猟者登録の申請をして、狩猟者登録証の発行をしてもらわなければなりません。
この申請及び発行については、あなたのいる都道府県の農林事務所で管轄をしているので、そちらに出向いて手続きをすればいいのですが、手続きのときに必要になるのが、「ハンター保険にちゃんと加入していること」です。
正確には、3000万円以上の共済または損害賠償保険に加入するか、これと同等の賠償能力を証明することが必要になります。
猟友会が猟の情報を教えてくれる
この「ハンター保険」というのが少々やっかいなもので、ハンター保険を扱っている保険会社はあまりありません。団体保険扱いなので、個人での加入はまず受け付けていませんので、個人で加入しようとすればインターネットで検索してやっている所を探すしかないでしょう。
ですが、地元(でなくても自分の思う猟友会の会員皆様が認めてくれれば別ですが)猟友会に加入していれば、狩猟者登録をするための手続きを代行してもらえます。もちろん、それなりに費用はかかりますが、自分であくせく苦闘するよりはいいかもしれません。
さらに、地元(もしくはあなたの思う)猟友会に所属することは、猟友会費の負担など出費は増えますが、決して悪いことではありません。色々な猟の情報を教えてもらうこともできます。お付き合いすることであなたの力になってくれるでしょう。
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