GLOCKシリーズに新しいバリエーションが誕生
バツグンの作動性と安定した命中精度で根強い人気を持つ東京マルイのGLOCK 17シリーズに新たな仲間が加わった。今度のモデルは、.40S&W弾を使用する「GLOCK 22」だ。実銃ソックリなメカニズムを再現しているモデルが多い中、東京マルイのGLOCKシリーズは、オリジナルのメカニズムを搭載している事で知られている。
GLOCK 22にオリジナルのメカ採用
実銃のGLOCKにはセイフアクションと呼ばれるメカニズムが搭載されているが、これはスライド内に納められているため、ブリーチブロックがスライド内に有しているガスブローバックガンでは再現が出来ない。
そのためマルイのGLOCK 22では、ガスブローバックガンオリジナルのメカが採用されている。1911系と同じコック&ロックがベースとなっており、スライドを引くと内部にあるハンマーが引き起こされ、トリガーが前方へ移動する。
トリガーがコッキングインジケーターの役割をする事で、ガンがどういった状態にあるか判るようになっているのだ。この独自の発射メカニズムの良いところは、壊れにくくてシンプルという点である。
GLOCK 22でさらにシリーズが充実
ガンガン撃って楽しみたいユーザーにとって、これは大切なポイントである。また構造がシンプルなので、初心者でも比較的簡単に分解組み立てが行えるのもGLOCKシリーズが好まれる理由の一つだろう。
また、スライドを引いてハンマーをコックするとトリガーが前方に出てきても、真ん中にあるトリガーセイフティを押さない限りはトリガーが落ちないので、安全性はバッチリだ。
GLOCK 22は一見するとGLOCK 17と大きな違いはないように見えるが、実はスライドが新規設計だったり、内部パーツが改良されるなど、変更点は多い。前作のGLOCK 34に続き、今回GLOCK 22が発売されて事で、さらにシリーズが充実したといえるだろう。これからの動向に期待大だ。
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