M4パトリオットHCがビギナーにオススメの理由
東京マルイのハイサイクル電動ガンシリーズは、ファクトリーチューンの施されたトイガンである。特製ギアに手巻きのカスタムモーターなどを組み込む事で電動ガンが本来持っているポテンシャルの上限に近づけたカスタムモデル。なかでも「M4パトリオットHC」はビギナーにもオススメだ。
M4パトリオットHCは全体で8作目
ハイサイクルと聞くと、多くの人は連射速度の速い電動ガンというイメージを持っている。確かにそれで間違いはないのだが、実はそれ以上に大切な事がある。それがレスポンスの良さだ。
レスポンスというのはトリガーを引いて弾が発射されるまでのタイムラグの短さとの事を指す。このレスポンスが短ければ、セミオートで連射がストレスなく行えるのである。このセミオートのレスポンスの良さがハイサイクル電動ガンの注目すべきポイントなのだが、この事は意外と知られていない。
以上の事を踏まえて考えると、東京マルイのハイサイクル電動ガンは、とてもお買い得なファクトリーカスタムなのである。何しろメーカーが手掛けたカスタムガンであるから信頼性がケタ違いなのだ。ノーマルの電動ガンを買ってカスタムする事を考えたら、ハイサイクルの方が安心なのである。
最新作の「M4パトリオットHC」はM4シリーズとしては2作目、全体としては8作目となる。前作がR.I.S.を装備したCRW(クロスレンジウェポン)だったのに対して、今作はストックを取り除いたマシンピストルに近いフォルムである。
M4パトリオットHCは多弾数マガジン
M4パトリオットHCは、フラットトップのレイルマウントにはフリップアップ式のサイトを搭載。ハンドガードにはアンダーとサイドにレイルマウントを装備している。
次世代やガスブローバックのように、リアルさも追求しているモデルはダイキャストや削り出しパーツを多用しているが、ハイサイクルはサバイバルゲームで使用を前提に考えているからか、軽さに重点を置いている。
M4パトリオットHCはストックパイプを排除した部分にはスリングスイベルを装備。フリップアップタイプのサイトは倒したままで使用可能となっている。
ハイサイクルには標準で多弾数マガジンが付属。通常使用ならば、190連でも充分かもしれないが、物足りない人には「ツインドラムマガジン」がオススメだ。1200発という驚異の装弾数でハイサイクルのポテンシャルを数ランク引き上げてくれる。
これからサバイバルゲームをはじめようとしているビギナーやセカンダリにと考えているユーザーがいたら、M4パトリオットHCはオススメしたい1挺なのだ。
■「トイガン」おすすめ記事
人気モデルMP7A1にカラーバリエーション登場
モーゼルM712をブルーム・ハンドルと呼ぶ理由
ガスブローバックのリアルな動作には歴史がある
HK45にサイレンサー装着可能モデルが登場した
モンスターガンM500に用意された「ES」モデル
GLOCKシリーズに新しいバリエーションが誕生