1人でも様になる「和食らうんじ ナーダ」
明治通りを歩いて行くと、気品ある庭とステンドグラスの明かりが、温かく迎えてくれる恵比寿の京料理「和食らうんじ ナーダ」。外観・内観ともに、大正ロマンをイメージした造りで、元デザイナーであった女性店主のセンスの良さが光っている。
和食らうんじナーダのポテトサラダ
ノスタルジーを覚える空間ながら洗練された印象のため、男性はもちろん、女性がカウンターで1人寛いでいても様になるのが「和食らうんじ ナーダ」だ。
料理は、最初にお通しとして出てくるポテトサラダをつまんだ時点で、この店の料理のレベルの高さが窺い知れる。このポテトサラダは常連客にも人気で、追加でオーダーする客も多いほどだ。
前菜は、「仕事に忙しい若い方にも、きちんとした旬のものを食べて欲しい」という店主の想いから生まれた、手間ひまかけたおばんざいがおすすめ。京都で学んだ厚削りの出汁が使われていて、滋味あふれる味が楽しめる。
和食らうんじナーダの提供時の器
お腹に余裕があるときには、「牛フィレステーキ鉄板焼」や、「牛フィレカツ」も食したい。このメニューに使用されている、「宮崎ハーブ牛」のフィレ肉は、関東での取り扱いはこの店のみで、希少なものなのだ。
また、「和食らうんじ ナーダ」の提供時の器は江戸時代から昭和初期のものが中心の骨董品のため、どれも美しく見た目にも味わい深いものばかり。
店主自身の経験から「1人でも気軽に来てほしい」という想いがこもった、親しみやすい接客により、またこの店に癒されに行きたくなる。
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