「神田新八」は燗酒好きで知らぬ者はいない
燗酒好きの呑ん兵衛で、神田にある「神田新八」を知らぬ者はいないのではないだろうか。神田の地で35年も続いている名居酒屋だ。古民家風の内観は、なんだか本当に田舎のおばあちゃんの家に帰ってきたかのような、ほっと一息つける空間。
神田新八の名物である日本酒
それもそのはず、「神田新八」に置かれている家具は、オーナーのおばあさまが実際に使用されていた、思い入れのあるものも多いのだ。
「神田新八」の名物である日本酒は、お燗向けで米の旨味がしっかりと味わえ、品質が安定している銘柄を中心に取り揃えられている。そして酒によっては、自家倉庫にて熟成させ、飲み頃を見極めてから出しているというこだわりよう。
そのこだわりの酒を、日々飲み頃の研究をかかさないお燗番が、非常に丁寧に燗をつけ、さらに美味しく飲み頃の温度で供してくれるのだ。
神田新八の料理もこだわりの品
しかもお燗番は、ただ燗の温度帯の提案をするだけではない。暑い日には、1杯目の酒として、ロックで花冷えの温度帯の提案など、色々な飲み方で楽しませてくれる。
「神田新八」の料理も酒に負けず劣らず、こだわりの品が勢ぞろい。燗酒のときには、キンキの煮付けも一緒に味わいたい。選りすぐりの調味料で煮付けられた北海道の釣キンキは、しっかり旨口の燗酒との相性バッチリだ。
郷愁を覚える空間で、日本酒の醍醐味「飲み頃」を極められた酒の数々を、お燗番のチョイスに身を委ね、じっくりと味わいたい。
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