ELPAの中華ラジオ最上位モデル「ER-C57WR」
中華ラジオをELPAブランドで販売する日本のメーカー、朝日電器の最上位モデルが「ER-C57WR」です。本体サイズは小さいながら、それでいてAM/FMラジオ放送だけではなく、長波帯、短波帯、なんと118.000~137.000MHzのエアーバンドまでカバーしています。ELPAブランドのを最上位モデルを見ていきましょう。
ELPAの携帯用BCLラジオはOEM提供
ELPAの「ER-C57WR」は携帯用BCLラジオとして使うのにピッタリのサイズと受信周波数範囲です。どうやら、DSPラジオのスペックからすると、REDSUN社からOEM提供を受けていると見られます。
アメリカではC.Crane社より「CCSkywave」という名称で、オーストラリアではDigitech社より「AR-1733」の名称で、兄弟機が世界中で発売。となれば改造して遠距離受信を楽しむマニアが世界中から出てくるワケです。
ELPAブランドの下位機種「ER-C56F」と同様にテンキーとダイヤル、アップダウンボタンでのチューニングができます。2300~26100kHzの短波帯では「STEP」ボタンを押すことで、短波帯内でのバンド送りが可能。周波数を大きく変える時には重宝します。
ELPA中華ラジオは実勢価格5,000円
AM選択度は2段階の切り替えが可能で、小型機ですが短波受信向けの機能も搭載しています。とはいえ、外部アンテナ端子はなく、ロッドアンテナも短いので短波帯の受信性能はそれなりです。
腕に覚えのあるマニアなら外部アンテナ端子を自作してみるのもいいでしょう。ELPAの中華ラジオらしく実勢価格が5,000円なので、改造を楽しむベース機として捉えれば、また違った評価ができる機種です。
エアーバンドの受信は「BAND/ATS」ボタンを押下し、画面左に「AIR」と表示されれば準備はOK。また、エアーバンドの受信ではスケルチをいじれます。「STEP/AIR SQUELCH」ボタンを2秒長押しし、ダイヤルやアップダウンボタンで変更します。
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