ポケットラジオならソニーの「SRF-T355」
ラジオマニアが勝手に選ぶおすすめラジオRankingの「ポケットラジオ部門」を紹介する。1位となったポケットラジオはソニーの「SRF-T355」(実勢価格:8,500円)となった。次点はソニーの「SRF-M98」(実勢価格:9,000円)。おすすめポケットラジオの詳細を見ていこう。
斬新なデザインのポケットラジオ
本体の約半分がバックライト付きの液晶表示という、これまでになかった斬新なデザインが特徴のポケットラジオがSRF-T355。今年8月に発売されたばかりの新製品だ。
まず、自分が住んでいる地域をセットすると、周波数が自動でプリセットされる(スーパーエリアコール)。放送局名の表示は、なんと漢字だ! 格好つけた英語表示も嫌いじゃないけれど、やはり日本語の方がわかりやすくていい。ダイレクトボタンもAM/FM毎に10個ずつあるので、足りなくなることはないだろう。
受信はAM/ワイドFMに対応していて感度もバッチリだが、筆者が推したいのは、その音質である。初期設定だとモノラルなので、「ステレオ」に切り換えてやると、ヘッドホンでのFMステレオ受信に対応する。
ポケットラジオでも音に妥協はない
実にしっかりとした、豊かな音が鳴るのだ。今までのポケットラジオの音は何だったのか、誰が聞いても「違う」と感じるはずだ。
もちろん、スピーカー使用時の音にも妥協はなく、ポケットラジオのサイズの制限は受けるものの、どことなく音楽的で、しっとりとした艶がある。ボリュームを上げても音がほとんど歪まないなど、エンジニアの努力がうかがえる。
ポケットラジオにエリアコールも、ダイレクトボタンも、スピーカーでさえ要らないというのであれば、ソニーのSRF-M98をオススメする。1996年に発売されたSRF-M90直系の名機で、細かいモデルチェンジを繰り返しながら現在に至る。
ラジオ局が中継用のモニターとして使用しているところを良く見かけるなど、シンプルで感度も良く壊れない、ポケットラジオの隠れた名機なのだ。
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