BCLラジオならソニーの「ICF-SW7600GR」
ラジオマニアが勝手に選ぶおすすめラジオRankingの「BCLラジオ部門」を見ていこう。1位となったBCLラジオはソニーの「ICF-SW7600GR」(実勢価格:28,000円)となった。次点は中華ラジオと呼ばれるTECSUNの「PL-880」(実勢価格:26,000円)。おすすめBCLラジオのポイントを紹介する。
ワイドFMに対応したBCLラジオ
一時期に比べて、放送局が減ってしまった印象の強い短波帯のBCLラジオ。でも、日本語放送に限っては、まだまだ、多くの局が海外から日本に向けて電波を発信している。そんな海外放送を聴くためのラジオが、BCLラジオである。
ソニーのICF-SW7600GRは、150kHz~29.999kHzの長波・中波・短波を幅広くカバーしつつ、ワイドFMに対応したBCLラジオだ。
感度はトップクラスで外部アンテナ端子を装備しているため、つなぐアンテナ次第では珍局受信も夢ではない。音質も絶妙なバランスの硬さとクリアさで、その感度をしっかりと後押ししている。
BCLラジオのフラグシップ
だが、決して疲れる音ではなく、普段使いでもOKなところが高い技術力の表れなのだ。主にアマチュア無線で使われるSSB受信に対応したり、主に同一周波数における混信で発生するビートノイズに威力を発揮する同期検波回路を搭載したり、当時としては間違いなくBCLラジオのフラグシップだった。
そんなICF-SW7600GRも、2001年5月の発売から16年…。現時点で唯一の国産BCLラジオは、これで打ち止めとなってしまうのか。
そんななか、元気なのが中華ラジオだ。TECSUNのPL-880は、ICF-SW7600GRに肉迫する感度と選択度の良さがウリ。操作が独特で初心者への敷居が若干高いのと、価格が高騰してきて以前ほどお得感がなくなっているのが玉にキズである。
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