radikoの録音は無料のPC用ソフトで十分使える
エリア制限なく参加局の番組が聴けるサービス・radiko.jpプレミアムはサービス開始から早2年半経過し、エリア外のラジオを聴くこともすっかり当たり前のことになった。番組の選択肢が以前の何十倍となった今、必要とされるのは録音のテクニック。ここではradiko.jpプレミアムの録音術を徹底紹介する。
有象無象のradiko用録音ツール
ほんの数年前まではエリア外の番組を聴こうと思ったら、夜になってからゴツめのラジオを窓際にもっていき、場合によってはループアンテナをいろんな方向に向けて受信していたものだが、時代の流れは急激だ。いまはスマートフォンでさくっとクリアに聴くことができる。
しかしこれだけ聴取可能な放送局が増えると、一度は聴いてみたい番組が山のように出てきたはず。とりあえず聴きまくってそこから取捨選択、お気に入りを見つけるのが正しいラジオファンというものだ。
その時間特有の空気感を楽しむために生で聴くに越したことはないが(特に生放送)、深夜4時に気になる番組もあれば、仕事や学校で絶対に聴けない時間帯も出てくるはず。そこで重宝するのが録音ツールである。
さすがに需要が高まっているのか、有象無象のradiko用録音ツールが発売されており、どれを選べばよいかわからない人も多いだろう。PC用ソフトはWindows用がメインで、現状、Mac用は有料版が数えるほどしかない状況だ。
radikoの録音は無料ソフトで十分
ここで知っておきたいのがradiko用録音ツールの有料ソフトと無料ソフトの違い。まず最初に挙げられるのはやはり操作性だろう。有料ソフトは予約のしやすさ、番組表の見やすさを売りとしていることが多い。直感的な操作ができるのは確かに重要な部分である(まぁお金をとるのだから当然ではあるが)。
そしてもうひとつが機能性だろう。有料ソフトには編集機能が優れているものが多く見られ、CMを自動で読み取ってカットしやすいようにアシストしてくれるものも。また、特定箇所をリピートしたり、再生スピードを変えられたりと語学の学習に向いた機能も散見される。
ここで早々に結論めいたことを申し上げると、radikoで基本的な「予約録音」さえできればいいという人は、はっきり言って無料ソフトで十分である。
そして一度有料ソフトのAmazonレビューを見ていただきたいのだが、どのソフトも「お金を払っただけの安定感がある」というレベルには至っておらず、「録音できなくなった」「重い」という意見をやたらと目にする。
実際、私も2~3千円のソフトを使ったことがあるのだが、見た目が小ぎれいになっただけで、「あ、これ無料ソフトのシステムを流用しただけじゃん」というものもあった(もちろん全部が全部そうではないが)。
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