Bluetooth対応ラジオはソニー「CMT-X5CD」
ラジオマニアが勝手に選ぶ、おすすめラジオRankingを紹介。現行のラジオの中から、ここで見ていくのは「Bluetooth対応ラジオ部門」。栄えある1位はソニーの「CMT-X5CD」(実勢価格:22,000円)、次点はパナソニックの「RF-200BT」(実勢価格:8,300円)。Bluetooth対応ラジオの魅力を見ていこう。
Bluetoothスピーカーのコーデック
実は「FMラジオ聴くなら…部門」でも紹介したのだが、Bluetooth対応ラジオ部門でも、あえてソニーのCMT-X5CDを推しておきたい。ラジオとしての基本性能もさることながら、Bluetoothスピーカー機能で使われているコーデックがツーランクほど上なのである。
コーデックというのは、音声をデジタル符号化して圧縮するときに使われるアルゴリズムで、直接、音に影響する。一般的に、SBC<AAC<aptX<LDACの順に音が良くなっていくとされる。
ただし、ラジオについているBluetoothスピーカー機能の場合、必須コーデックの「SBC」しか搭載されていないことが多い。これでは、スピーカーの性能がどれだけ良くても、その力を発揮させることはできない。
Bluetooth対応ラジオが実売2万円強
CMT-X5CDには、ハイレゾ対応の「LDAC」こそ搭載されていないものの、「AAC」と「aptX」が搭載されており、内蔵スピーカーの性能を活かし切ることができるのだ。そのうえ、CDプレーヤーまで内蔵したBluetooth対応ラジオが実売2万円強とは、驚きを通り越して感動すら覚えてしまう。
次なる候補を選ぶべく、SBC以外のコーデックにも対応したBluetooth対応ラジオを探してはみたものの、なかなか見つからない。
PanasonicのRF-200BTもSBCにしか対応していないのだが、先行するソニーのSRF-V1BTの弱点をヒントに、果敢に「防滴仕様」を打ち出している点は評価したい。お手頃な価格もマルだ。
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