マキタの現場ラジオは独自の進化を遂げてきた
ラジオマニアが勝手に選ぶおすすめラジオRankingを見ていこう。ここで取り上げるのは「変わり種ラジオ部門」。第1位に輝いたのはマキタの現場ラジオ「MR108」(実勢価格:15,000円)だ。一般の目に触れる機会はほとんどないマキタのラジオの、独自の進化を遂げてきたその中身を紹介する。
マキタのラジオは武骨なデザイン
使えるものは丁寧に大切に扱われ、使えないものはただ捨てられて消えてゆく。そんな厳しい建設業界にあって、オトコ達に鍛えられ、磨かれて、独自の進化を遂げてきたラジオがある。「現場ラジオ」だ。
その頂(いただき)にあって揺るぎない地位を誇り続けているのが、マキタのMR108である。MR108は、AM/ワイドFMに対応したステレオラジオである。無骨なデザインの通り、質実剛健、堅牢で、ちょっとやそっとでは壊れない。
あるときは朝礼のラジオ体操で何百人ものオトコ達を仕切り、あるときは、ひとり孤独な室内作業を支える良き友として、オトコ達を見守り続けているのだ。販売されているのは、主に、金物屋、工具店など。一般の目に触れる機会は、ほぼ…ない。しかし、ラジオとしての性能はずば抜けているのだ。
マキタのラジオはBluetooth対応
マキタの現場ラジオはまず感度が抜群である。本体が大きくて無理の無い設計ができるというのもあると思うが、AM/FMともに市販のトップクラスだと思って良い。そして、大きな音で鳴らしても十分に余裕があり、スピーカーの解像度も高い。
また、マキタの現場ラジオはBluetoothにも対応し、充電出力用のUSB端子まで装備している。つまり、スマホを充電しながら、スマホの中にある音源を再生できるのだ。
バッテリーは、マキタの工具に使われているLi-ionバッテリー(7.2V~18Vの各種類)が、ガッチャンコしてそのまま使える。もちろん、ACアダプターも標準装備だ。だから、バッテリーがあるに越したことはないけれど、無くても大丈夫なのである。
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