家の購入にまつわる諸費用はどんなものがある?
家の購入のための費用は建物や土地にかかる金額だけではありません。手続きを行う過程で、少なくない諸経費が必要になってきます。また、それらは一度で済むものではなく、支払いのタイミングも内容も金額も、それぞれに異なってきます。家の購入にまつわる諸費用をできる限り把握しておきましょう。
家の購入にかかる諸費用に各種保険料
家の購入にかかる諸費用のなかには、まず物件の購入そのものに関わる費用があります。たとえば登記を依頼した司法書士に支払う報酬、不動産の取得税、各種保険料は、購入する物件のタイプに関係なく必要です。
さらに、マンションの場合には修繕費や管理費が、中古物件や土地の紹介を行った業者がいる場合には、仲介手数料などの諸費用がかかることになります。
ローンの借り入れに関しても費用が必要になります。ローンを実施してくれる金融機関、紹介してくれた不動産会社、保証を行ってくれる保証会社、抵当権の登記など、借入までの諸手続についても支払いが生じる場合がほとんどです。
家の購入にまつわる諸費用を相談する
こういった金額に加えて、引っ越しにかかる費用や新居で使うインテリア、家具・家電なども用意しなければなりません。
もし住んでいる住居の建て替えを考えているのなら、古い建物の取り壊し費用がかかります。さらに、建て替え期間中の仮住まい用の家賃や引っ越し費用も必要です。
また、戸建て、マンション問わず中古物件を購入し、希望に合わせてリフォームしようと思った場合、そのための金額も考えておかなければなりません。中古物件は価格が安い分、そういった諸費用は高くなる傾向にあります。
以上のような家の購入にまつわる諸費用は、すべてを把握しておくのはなかなか難しいもの。事前に不動産会社にきちんと相談と確認をしておき、十分賄えるように資金を用意しておくことを心がけましょう。
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